ライアー
シュタイナーといえば、ライアーという楽器。
ペンタトニック音階の素晴らしいキンダーライアー。
それを作る講習会が幼稚園である、というのだから参加せずにはいられませんでした。
講師はわざわざ福岡からいらっしゃる井出芳弘先生、シュタイナー教材などの専門店ペロルのオーナーで、日本でただ一人ドイツでライアー作りを修行してきた方なのです。シュタイナーの教員養成所の先生でもある先生、そんな先生に教えてもらえるなんて機会はこの先ないんじゃないかと思ったのです。
そして、先生に初めてお会いしお話しを聞くと、、。。。
深い、、、、、そうです、深いのです。ライアーの型紙作りから、ライアーの木のお話し、何にでも意味があり命があるという事。
そして自分達が作るライアー、このライアー全体に流れがあり意味があり、手で触り感じその木の流れを感じること、そして自分がどうした流れにしたいのか、、
そんな話しを聞き、先生のコロイの笛を聞かせてもらいました。
このコロイの笛もペンタトニックの物で、その音が別の空間に行ってしまったかのような感覚の音で不思議な気持ちになりました。
そして作業スタートしました。
使った事もない、木槌とのみで
トンカントンカン、、、、
トンカントンカン、、、
計4日の日程でライアーを作りあげます。ひたすら
トンカントンカン、、、
先生のお話しと、少しの休憩と、、、
トンカントンカン、、、、
始めて30分くらいして、あまりの木の厚さ、とこの果てしなく先の見えない作業に、かなりの不安を感じ、、辛い、どうしよう、、、、の気持ちになりましたが、
いつの間にか自分の中での流れが、彫る事に集中し、一心不乱に彫るのでした。そしてメンバー15名もまた同じような気持ちなった事でしょう。
手は真っ赤、体中は痛いけど何故か彫る、という事が気持ちよく楽しめたのでした。
さて後半の2日間は8月です。
木の流れ、をうまくライアーとしての形に持っていけるかどうか、これまた楽しみです。
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コメント
ライアーという楽器を実際に聴いたことがないのだけど、
どんな音がするのか興味あります。見た目は丸っこくて可愛い楽器だよね。それを自分で作れる講座があるなんて、すごい!すごい幼稚園だね~! 面白そうな講座がてんこもりでいいね。
出来上がったら写真アップしてね~☆
投稿: うさこ | 2009年7月29日 (水) 23時37分
参加したんだね!
とても大変なんだね~
その分、愛着が湧くね
完成が楽しみだね
ステキな音色、楽しみだね~
ステキな音色は、澄んだ心に共鳴するらしいよ
先日、雅楽の人が海で笛?をふいたら(名前忘れてしまった)
イルカが集まったそうな
投稿: とーや母 | 2009年7月30日 (木) 07時42分
>うさこ さん
そうなのよ!
いろいろな講座がてんこもりで、忙しいよ~。
ライアー自分もできあがるのが楽しみ~。素敵な音だよ。
また出来上がったら写真アップしま~す。
>とーや母さん
そう、やっぱりあきらめきれなくて、締め切り随分すぎてぎりぎりで申し込みしたの、、。
木工のセンスはないけど彫ってて楽しいんだ。
>ステキな音色は、澄んだ心に共鳴するらしいよ
そうか、私のライヤーいい音するかな~。楽しみ。
イルカ集めるよ!
投稿: マココ | 2009年7月30日 (木) 21時07分